平石健治

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KENJI HIRAISHI

平石 健治

「やると言ったら最後までやり通す凄腕メンバーが待ってます!」



37歳

ずっとやりたかった仕事

ずっとやりたかった仕事
―平石さんの前職と、梶原組に転職をしようと思ったきっかけを教えてください。

平石:前職は同業他社で左官職人をしていました。
ずっと下地の仕事ばかりだったので、仕上げの仕事がしたいなと思っていました。下地ばかりでつまらなくなってしまったんです(笑)
仕上げがあっても、携わる物件はマンションが多かったのでクロスや吹き付けの仕上げが多く、左官で仕上げることはほとんどありませんでした。
左官をやっているのに、漆喰や聚楽(じゅらく)が塗れないのは嫌だなと。

その頃にインターネットでYoutubeで左官関係の動画を見ていたら、梶原組の動画を見つけたんです。
部屋の中で漆喰を塗っている映像だったんですが、それを見て「いいなあ、自分もやってみたい」って思ってずっと印象に残っていたんです。
それで、仕上げの仕事をしたくて転職を考えていた時にインターネットで求人情報を調べていたら、梶原組の求人を偶然見つけたんです。
「あの動画の会社、求人出てるやん!」って飛びついて、すぐに電話をして面接をしてもらいました。
―入社前、何か不安だったことはありましたか?

平石:勤務時間とか休み、給料のこだわりがなかったので不安はありませんでした。
実際に入ってみたら、休みは日曜日だけでなく祝日も休みなので良かったです。給料も他よりは多くもらっていると思います。
ただ、大丈夫かなと不安だったことは、自分の家が「泉大津」だったので会社のある「門真」まで交通費が結構かかるんじゃないかと思っていました。
でも泉大津で不満を持ちながら仕事をするより、少し遠くても楽しく仕事に取り組みたいと考えたからなんです。
とはいえ、その不安よりも「頑張っていこう!」という気持ちの方が勝っていましたね(笑)。

1年ぐらいは泉大津から自費で電車通勤していたのですが、さすがに朝も早いしツラくなってきたので社長に相談したんです。
そうしたら「交通費を出すか、部屋を借りてやるからどっちか好きな方選び」と言ってくれまして。
長距離移動するよりも、身体が休まると思って部屋を借りてもらいました。
家族が泉大津にいる単身赴任状態なので、週末は家に帰るようにしています。

圧倒される知識量とこだわり

圧倒される知識量とこだわり
―会社に入ってからの印象はどうでしたか?

平石:「社長すげー!」でしたね(笑)。左官の知識がすごかったです。材料から鏝から圧倒されるほどの知識とこだわりを持っていました。
自分はそれまで鏝などの道具は気にしたことがなかったんですが、入ってからは使う道具にもこだわるようになり、鏝は個人的に「200本」ぐらい買いました。
仕事でこれはいるなとかあったほうがいいなという鏝は買うようにしていたら、いつの間にかそれぐらいになりましたね(笑)

社長は凄いだけではなく、面白かったです。
でも仕事とそれ以外のオンオフがきっちりしているので、当然仕事の時は厳しいですよ。

鏝頭の梶原誠さんには左官技術をいろいろ教えてもらいました。
未経験のことがほとんどだったので、1から10まで質問して教えてもらいました。
できないことでもできるようになるまで指導してくれます。ただし、初めてお会いした時の見た感じは怖かったですが、接してみたら優しくて面白い人でした(笑)。
やると言ったら最後までやり通すメンバーが揃っている会社だと思いました。
―現在の仕事内容について教えてください。

平石:左官全般と特殊な仕上げをしています。
前職では大きいマンションばかりを扱っていましたが、梶原組では個人住宅や店舗の仕事が多いですね。

漆喰はまだまだですが、なんとか塗れるようにはなりました。塗れるようになるまでは大変でしたよ。
漆喰の配合は季節や湿度の違いで毎回変えるので、「こういう時はこうだな」という経験をもっと積み重ねていかないとダメですね。

丁寧に教え合う職場

丁寧に教え合う職場
―それでは、これから梶原組への入社を希望される皆さんにメッセージを!

平石:左官の仕事が好きな人が来てくれたら嬉しいです。
そういう人が来てくれたら、自分の知識や技術はどんどん教えてあげたいと思っています。
実際にこれまでも何人か後輩に教えてきました。

自分の教え方は厳しくもないけど優しくもありませんが(笑)、できないことに対しては丁寧に教えます。
でも叱る理由がある時は叱りますよ(笑)先輩たちからの教えられてきたことと、自分自身がこれまでに気づいてきたことを合わせて、しっかり教えていきます。
もちろん他の先輩たちも教えてくれるので、みんなで教え合うような感じです。
左官が好きな人の応募、お待ちしていますね!